2006年07月03日

「涙腺の下腹部」第二章★1迂闊な発情

ぴかぴか(新しい)第二章★迂闊な発情★ぴかぴか(新しい)



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 「でもさぁ・・・もっとバランスの良い食事しろよっ。卯の花の食料いっぱい届けてやるよっ」

 「卯の花」とは速人の母親が営んでいる手作りの惣菜屋だ。
無添加・無農薬の野菜を自分で栽培して使うなど料理の素材1つ1つにも厳しいこだわりのあるファイブスターお袋の味と言ったところだろうか。
特に自家製味噌を使ったサバの味噌漬けは絶品だ。

「本当?じゃぁサバの味噌漬け持ってきて! あっ、でも旦那が帰って来る前じゃないと無理だな・・・速人・・・仕事、何時に終る?」
私はチロッと壁に掛けてある時計を見た。午後1時20分過ぎだった。

「今から持っていくよ。暇だから俺・・・今・・・すぐ。じゃあな」


速人私の返事も待たずに突然電話を切った。

 速人の「今すぐ」と言うのは電光石火の如く早い。
私は急いで濡れてペッチョリしてしまった下着を脱いで真新しい物と取り替えた。(女のエッチな濡れ下着の匂いがする・・・)私は高校2年生の頃にクラスの男子生徒に、そう言われて泣かされた事があった。
それ以来、自分の下着が寵愛を求めて濡れると必ず。私には絶対に確認の出来ない発情したメスの匂いを消そうと必死になるようになった。

下着を履き替えても、まだ何となく濡れている感じがする。
私はもう一度下着を脱ぎ、大きな白いパフにジョンソンのベビーパウダーを含ませ自分の湿った下腹部に優しく叩き込んだ。

 トントン トントントントントン トトトトト・・・

 速人の奏でる指関節狂想曲が鳴り響く・・・
私は慌てて下着を履き、めくり上がったミニスカートを直して幼稚園児の時から知り尽くした客人を招き入れた。

 「速人、今日のノックは何の曲だったの?」
速人はノックをする度に異なる局のメロディーを使うのだ。

「大きなのっぽの古時計だよ」
そう言って速人は既に開いている扉を歌いながらノックした。

 大きな のっぽの振る時計・・・
 ヒカリちゃんに振られたぁ・・


私は自分の頬っぺたの筋肉が久しぶりに笑うという動作に重労働させられた事に気付いた。
「笑いすぎて頬っぺたが筋肉痛になったらどうしてくれるのよっ」

「じゃあ・・・こうしてやるっ」
速人は惣菜の入ったビニール袋を玄関の横にあるウォールナッツ・チェアーにポンと置き、ドアを閉めた後で私の脇腹をくすぐり始めた。

私と速人は子供の頃こうしてよく「くすぐりごっこ」をして遊んだのだ。
その時から私の弱点は脇腹で今でも変わっていない。

くすぐり合っているうちにリビングルームのカウチに2人の肢体が崩れ込んだ。速人の堅く引き締まった大胸筋が私の乳房をぐにゃりと潰した。

 「お前・・・良い匂いがする・・・」

速人は悩ましげにそう言って私の胃袋を額でそっとノックした。

 私の下腹部は性悪な非行少女・・・
きょうも又、ママの言う事を聞かずにうずいて濡れる・・・

「ヒカリ・・・お前って赤ちゃんの匂いがする」
速人が突然立ち上がり笑い出した・・・

「人妻になってもベビーちゃんの匂いかよー。なんか色気ないなぁ・・・いつまで経っても・・・」

 速人の言葉は可笑しいほど過酷に私の心に突き刺さった。
うかつに発情する私の体躯への冒涜・・・


 ふと空気中に精子のような匂いが漂った・・・
私の夫からはけっして発せられる事の無い匂いが・・・

 無邪気に笑う速人を見つめ・・・
漂う匂いが幻だった事を知る。

 「サバの味噌にと赤ちゃんの匂いって以外にマッチするよなぁ」
惣菜の入ったビニール袋を取りに行った速人の股間をちらっと横目で見た。

ズボンを履いていると私の夫の曲線と何ら変わりはないように思えた。











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posted by ジュエル・ジュジュ at 08:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ★「涙腺の下腹部」第二章★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おじゃましまーすっ!更新乙です!日記書くのもたいへんですねー(・3・)
Posted by ふーヵ at 2006年07月03日 15:13
タイトルに釣られて読んじゃいました!またきますねー♪
Posted by えみり at 2006年07月03日 22:41
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